※和訳
肢を手向ける
朝凪の濁り
縋る乞いに 奇しき歌散らそう
澄み着る線
瞬く珊瑚芒
愛おしい渇望 魅き寄せる
失くしたくない
鍵賭けたから、また…
唄影に 泳いでいて
輝きは意味を消して満たす
これなら窓に置いて 更なる光
私から 視える力をあげる
ほら淡い叫びが近い
輝きは相を消してひとつ
それなら暗く置いて 多くを観よう
渇きなら 止める力をあげる
識ろう 選よう 供に囲える水瓶
饒舌な感動など紫色の帳
仲間はずれはいないよ 何を怯えている?
(仲間はいない) (何と怯える?)
蝕む薬なら私が纏うわ 話そう
何故君に そうもさせる
淦映えの山は誰のせい?
珊瑚守る肢は 翅へ
そして泡へ
けれど…なお?
逸限りない 和ぎの海は
君だけで果たせない
だけど、脆くさせない
安らいで 子の儘に
あなたと往きたいと訊いて
(涙で往きて)
※発音