未必の恋 -Dolus Eventualis-


そんな風に
求められたら
狂い出す秒針
知っていたくせに
全部君の”遊戯”の一部だなんて
今更 気づいても遅い

恋は-non liquet-
シアトリック
悪魔のように
眩む迷路 あれから
抜け出せないの

“Agentes et consentientes pari poena plectuntur.”
ー行為者と同意者は、同じ刑に服す

いけないこと だけど
わかってる
だから・・・

「痛くてもいい」

ねぇ 壊して “eques”ー
割れたチェスボードの上で
踊る夢をみてる

忘れさせてよ
罪が溶け合う
甘い剣撫[knife]で

なぜ
秘めたエスコートの
舌先に絡ませ伝う
君の想いが
今も胸を締め衝ける

恋は-non liquet-
そのトリック 運命のようで
ミスディレクション
いつから仕組まれていた?

“Consentire videtur, qui longo tempore patitur. “
ー長期間甘受せし者は、同意したとみなされる。

故意を疑わず
受け入れた罰ね

「君が 初めてだった」

ねぇ、応えて regulus-
感じる マスカレード

抱き寄せそっと囁く声を
思い出してしまう

君の哀しい瞳に囚われて

まだ
信じる エスカレート

縋り寄せるシャツの背中
重ねる吐息で
崩れてく

許してequesー
割れたチェスボードの上で
泣いて夢から醒めた

忘れたくない

ふたり解け逢う甘い愛撫は
そう、内緒のアジテーション

今までずっと言えずにいた
秘密の恋が
君とこの手 繋いでる

※2016.0105 version.


※2016 1/7 大変お待たせしました。ID WHITEにて配信を開始しました。fizzkicksサイトにログインしていただくとお聴きいただけますが、現在PCへのダウンロードができない状態となっており、問い合わせのうえ原因を確認して頂いております。少々お待ちください。
※2016 1/7 試聴音源を最新ver.に更新しました。
※2016 1/1 歌詞全文を公開しました。
※12/25 SoundCloudにて楽曲デモ公開現在掲載中の歌詞は1番のみです。

ELECTROCUTICA ID White 配信曲です。

※「未必の恋」読み:みひつのこい
※”Dolus Eventualis”ドルス・イヴェンチュアリス=法学用語「未必の故意」。不確実ではあるが、結果的に犯罪行為になってもかまわないと思って犯行に及ぶ際の容疑者の心理状態を指す。
転じて、本作「未必の恋」は、相手が恋に落ちるかもしれないとわかったうえで、ある行為に及んだ男と その手中に落ちた少女のジレンマを描く曲。先日公開したMV「ARTICUTION/奇術師の告白」に登場した少女(“http://electrocutica.com/articution-p04/)視点での続編楽曲です。